こんにちは。
デザイナーのほしのです。
日差しが強く、暑い日が続きますが、
まだ明けていないようです、梅雨。
夏になったら何をしよう?
と、近頃いろいろ考えたりしているのですが、
もうそろそろ実現できそうですね^^
さて、イベント盛りだくさんなこれからの季節に、
どこかで出会うかもしれない商品の展示を
鹿野女史が担当されたので、ご紹介いたします!
VMD展開例 ◆ カラーバリエーションの見せ方
VMDとは・・・商品の特徴を最大限に引き出すこと
本日は、そんなVMDの展開例を、
先日担当させていただいた事例とともにご紹介したいと思います。
今回担当させていただいたのは、
ICタグ商品を紹介する展示会ブースです。
この商品の特徴は、3つ。
・10色のカラーバリエーション
・腕時計型の形状
・防水機能
この3つの特徴を引き出しながら、ブースを展開していきます。
まず、ブース手前側からご紹介します。
最初に目に入る位置に、
タグのカラーを意識した10色のポール立てることで
1つ目の特徴、”カラーバリーエション”を表現しました。
10色のポールには、商品を巻きつけ、
実際に商品を使用した際の「着装感」を強調し、
2つ目の特徴である”腕時計型の形状”を見せています。
奥のコーナーでは、
さらに商品の特徴をわかりやすく展示していきます。
まず、手前の10本のカラーポールに重なるように、
什器を色付けし、“カラーバリエーション”の表現をより強調。
商品のディスプレイには、円柱の透明アクリルを使用して、
腕時計のように巻きつける形状のユニークさを表現しました。
さらに、3つ目の特徴である“防水機能”は、
1色だけを逆さに設置し、実際に透明アクリルの水槽の中に浸けることで
お客様の目に止まるよう工夫をしました。
商品の特徴をうまく組み合わせることで、
にぎやかで印象的なブースに仕上がりました。
たくさんカラーを使いながらも、コーナーごとのポイントに抑えることで、
全体的にうるさくならず、ブースのまとまり感や
カラーが効果的に引き立っているところに、ワザが光りますね!
VMDの考え方で、
商品の特徴をお客様に伝える鹿野女史のディスプレイ。
次回の紹介もお楽しみに!